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総集編【紅の夜と不殺の牙】

総集編【紅の夜と不殺の牙】第五話

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続きの報告をさせていただく
前の最後にて報告させてもらった事だが、『暁翼』は敗北し闇へと消えて行った
疑わしい事態ではあるが、現実に起きた事である
・・・だからこそ、疑問に感じる部分があった
それは、「何故、『暁翼』にこのような事態が起きたか?」と言うモノだ
これを探るべく、『Dr』に関して調べることにした

『Dr』は過去に起きた、『SSG強制捜査』により研究『アルティメットチルドレン計画』(通称:AC計画)を中断させられていた
元々は、子供を軍事兵器として改造し、特殊な能力を持たせ戦場に送り込むと言う非道な計画
だが、これらの実験は全て失敗に終わっている
それは、あまりに兵器としてのリスクが大き過ぎる点である
子供を改造段階で能力を開花させることには成功するも、その能力の桁が違いすぎる
もしくは、兵器として使用できない能力が殆どだった事
そして、これらの能力には副作用が存在する
場合によっては、能力者達の命に関わるほど危険なモノ
故に兵器としては、余りに実用性が厳しい事から、壊れた子供『ブレイクチルドレン』と呼ばされている
あの段階では、被験者は全て『ブレイクチルドレン』になっており
さらに、SSGによる一斉捜査に邪魔され計画の流れを変更せざる負えなかった
その後『Dr』は、新たな研究を二つ立ち上げた

一つは、ある能力者のDNAからクローン体を作成し、精神操作による兵士とし本来の目的とする計画

もう一つは、一人の少女に『星の雫の欠片』を埋め込む計画

この、後者の『星の雫の欠片』に関しては情報が全く無く、『Dr』の研究データーにもそれらしいものもなかった
何かの総称か・・・それとも暗号か
だた、後者の計画は途中で中断されているらしく、詳しい内容自体殆ど残っていなかった
恐らく、失敗し計画を中止したのだろう
故に、今はこれに触れる事はしないでおく

では、前者に関してだ
今回の一件、『暁翼』と同じ顔を持つ少女、そして敗北
この事から、『暁翼』のDNAを利用したクローン体
それも、能力も強化した存在を生みだし、彼女と戦わせたと考えられる
他に彼女の負ける要因は・・・現時点では、情報が少なすぎる
その為、これはあくまで私の予測だ
ご理解いただきたい

『暁翼』の敗北から一夜開け
闇店『黄昏の境界』では、昨日向かった場所のデータの洗い直し
『暁翼』の捜索に使用する為の機械を作成していた
作成しているのは、『フェイ』と『クロエ・ツヴァイネス』の師弟コンビだ
しかし、物体の感知システムのみならず、透過や危険察知などの高性能のセンサーを半日で組み上げてしまっていた
正直、恐ろしい速度の作成レベルである
これだけのモノを作成するにはプログラムの作成から物体の強度、力量による計算など完成させるだけでも一月では到底完成できないモノである
流石、サポーターとしての技量の名高い『クロエ・ツヴァイネス』とその弟子というとこか・・・

その後、完成させた新型のゴーグルを着け、『ライア・メリアル』と『クロエ・ツヴァイネス』は再び『Dr』の隠れ家に攻め込んだ
私も、今回は直に付いて行ってみることにする
・・・最も、彼女たちに気がつかれないようにかなり距離を離しての行動だが
そして彼女たちは、『Dr』と対面した
しかし、『Dr』もそれに対応した新型機械兵器『フォルメティアγ』を用意していた
あの『暁翼』のクローンも
戦闘力が高い兵器を『クロエ・ツヴァイネス』が、『暁翼』のクローン体を『ライア・メリアル』が相手をする
これだけの相手なのだから、少しは時間がかかると踏んでいた
だが、戦闘は長引く事はなかった
正直・・・・私の、想像を超えていた
彼女たち『深淵の鐘』の実力は、噂以上といえる
たった一機で、都市を半壊するほどの兵器と、あの『暁翼』を倒すほどの存在を相手に圧倒しているのである
まぁ、最初の戦闘を見た今となっては、何ら不思議ではないのかもしれない
そして、『クロエ・ツヴァイネス』が兵器を破壊し、『ライア・メリアル』がクローン体にトドメを刺そうとした瞬間、黒い影が一瞬で『ライア・メリアル』吹き飛ばした
その影の正体は、闇に消えたはずの『暁翼』だった
だが・・・何かおかしい
彼女から、変な感じがする
それに、彼女の眼の色
右眼はいつも彼女が使うであろう、能力者の発動色
しかし、彼女の左眼・・・なぜか発動しても色の変わらなかった左眼が、金色の色になっていた
その姿を見た『Dr』は、何かに恐怖しながら叫んでいた
『ディストーション・ブレイクチルドレン』『鎖を引き千切る者』・・・そんな事を叫んでいるが、いったい何なのか?
そして『暁翼』は、「僕は『皇刹那』(すめらぎ せつな)だよ」と告げる
・・・・『皇刹那』?
この名前、『Dr』の資料を閲覧中に見た覚えがある
能力者の中でも、「桁外れの能力を持っている為に完全隔離の状態」と記載されている資料に合った名前だ
しかし、詳細な能力は記入されてなく、不明
どういうことなのだろうか?

詳細は、後日調べることにして今は目の前で起きてる事を報告する
『暁翼』・・・いや『皇刹那』は、『Dr』に対し不敵な笑みを浮かべつつ「今度こそ殺してあげるよ」と言い放っていた
それに対し『Dr』は、彼の所有している起動兵器を差し向ける
私の想像が正しければ、『暁翼』では手に余るほど高機動と精密射撃を得意とする小型戦闘兵器『ルノーシス』
『ライア・メリアル』か『クロエ・ツヴァイネス』が協力するのかと思っていたが・・・
『ライア・メリアル』は、先ほど『皇刹那』に吹き飛ばされた影響で体が思うように動かないらしい
そして『クロエ・ツヴァイネス』は、気がついたら姿を消していた・・・一体どこへ?
そう考えてた矢先だ、眼の前で巨大な爆発音が木霊した
いきなりの事で、今何が起きたのか分からなかった
だが、『皇刹那』が最初に居た位置より移動し、手にはナイフが握られていた
・・・おそらく、彼女が破壊した様だった
でも、どうやって?
あの、兵器をいともたやすく・・・これが、彼女の能力のなせる技なのだろうか?
その状況を見ていた『Dr』は、また何かを叫ぶ
『S01』・・・何かの暗号だろうか?
しかしその言葉を聞いた瞬間、『皇刹那』の表情は一変する
それは、まさに怒りの表情
遠くから見ている私ですら、恐怖を感じるほど怒り
そして、一瞬で『Dr』との距離を縮めたと思った瞬間
『Dr』の腕が宙を舞った
そう・・・彼女『皇刹那』によって引き裂かれたのだ
・・・・・・そこからは、見るも無残だった
前に『暁翼』が、『Dr』の配下を拷問した時の比ではないほどに『Dr』を切り刻む
いや、むしろ切り刻むのを楽しむかのように笑いが木霊し、鮮血で当たりを紅く染めあげる
私は、そこに居たことを後悔した
・・・吐き気をもようすほどに、嫌な光景だった
そして『ライア・メリアル』が止めた時には、既に『Dr』は存在すら許されないような形へとなり果てていた
彼女、『暁翼』の通り名『ブラッディー』とは、『皇刹那』の存在の事を意味しているのかもしれない
その後、『クロエ・ツヴァイネス』データ収集を終え合流すると、『暁翼』のクローン体を連れて四人は『黄昏の境界』へと帰って行った

それから、三週間
『Dr』のアジトから脱出した『暁翼』は、深い眠りについていた
話を聞くとこ、『皇刹那』の能力と『暁翼』の能力、二つを同時に使うと体が負荷に耐えられなくなるらしい
今は、深い眠りについて体を治しているようだ
そして、今日・・・彼女は深い眠りから目を覚ました
安堵するように周りに、嬉しそうな声が飛び交う
あの『深淵の鐘』の二人も・・・
そして人気は嬉しそうな、いや元気いっぱいの声が聞こえた
そう、あの時の『暁翼』のクローンである
彼女は、『暁翼』を母親認識させられて育った
今まではデータ・・・つまり映像だけの触れ合いだった
故に、自分の母親が起きたことに人一倍嬉しそうにしていたのだろう
クローンとは言え、もうちゃんと生きている命なのだから

おっと、彼女をクローンなんて言ったら『暁翼』に殺されかねない
なぜならば、今の彼女の名は『暁未来』(あかつき みらい)というちゃんとした名があるのだから・・・



――――ピィ~~、ゴボォゴボォ――――

仁は、読み終えた後に湯を沸かし、コーヒーを炒れている
そして、出来上がったモノを一口含む

仁「・・・・ふむ、悪くないな」

そのコーヒーを持って、再び椅子に座る

仁「(Drか・・・相変わらず、兵器関連には色々用意してはいたようだが、奴ら相手にその程度なんて)」
 「(裏の実力者を、その程度に考えが浅はかだったな)」
 「(しかし、自らのクローンを娘と扱うか)」
 「(・・・・・・ふむ、ますます裏の世界には似つかわしくない者だ)」
 「(まぁ、私も人の事を言えんだろうがな)」

―――ゴクッ―――

仁は再び、コーヒーを口に含み飲む

仁「それよりも・・・Drは何をしようとしていた?」

仁は一言こぼす

仁「(星の雫の欠片・・・確か、エネルギー素材として新素材の結晶物質だったはず)」
 「(そんなモノを人の体に?)」
 「(何をしようとしていたんだ・・・奴は)」

『星の雫の欠片』
いつの頃に発掘されたものか?
どういった事で発見されたものか?
不明な点が多いが、高純度のエネルギーを結晶化したような物質で、新世代のエネルギー資源の一つとして考えられていた
この結晶一つで、軍事転用も計画に含まれている為に仁も知っていたのだ
だが、余りに高純度かつエネルギーを引き出すための装置が居まだ未完成の為、現在は保留中の第一級危険物質でもある
しかし、なぜ『Dr』はこれを使い何をしようとしていたのか?
今となっては不明だが・・・・なんだろか
仁は、嫌な予感を感じてならなかった・・・


続く
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