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総集編【紅の夜と不殺の牙】

総集編【紅の夜と不殺の牙】第四話

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それでは、第三の仕事に関しての報告をさせていただく
ただ、今回は少々長めになるので二つに分けての報告とさせてもらう

まずは、第二の仕事の後に起きた事だ
それは、『レッドナイト』に他の始末屋が仕掛けてきた事に始まる
その存在は、始末屋『深淵の鐘』
そう、裏の世界でもかなりの有名であり、他の者に聞けば必ず上がる名前の始末屋である
前の報告で言わせてもらった『信じられない人物』とはこの者達の事だ
その実績は、『レッドナイト』に比べれば天と地ほどの差があると思われる

中でも、裏世界有数の組織の中で全ての頂点に君臨している『黒の十二使徒』通称名『ルシフェルフェザー』
そのメンバーでもある『ライア・メリアル』(犬子)は、かなりの危険人物だ
メンバーの序列は、3番で実力も相当なものだが、一番危険なのは彼女を怒らせる事
以前、人伝に聞いた話では「彼女を本気で怒らせた組織は、全て瓦礫になる」とまで言われてるらしい
事実、彼女の歴史を紐解くと聞いたこともある有名な裏組織が、一夜にして屋敷ごと瓦礫となったというモノばかりだった
その攻撃的な性格から『クラッシャー』とも言われるほど
・・・・しかし、何やら変な噂もあり
同じ十二使徒のメンバーの一人から求婚を迫られ、その度に相手をボコボコにしているが未だに言い寄って来るらしい
果たして、そこまで素敵な女性なのであろうか?

そしてもう一人
『深淵の鐘』で、執行者を支えてる頭脳とも呼べる存在『クロエ・ツヴァイネス』(蝙蝠子)
彼女は、始末屋『深淵の鐘』のサポーターと執行者の両方をこなせる存在である
元はSSGの『ホワイトケロべロス』に所属していたようだが、とある事件で組織に所属していることに嫌気がさし、脱退したと聞いている
その際の事件に関しての詳細は、不明
しかし、その腕はまさに一流と呼べるだろう
サポートとしての気配りやメカの作成、ハッキングの腕前
執行者としての戦闘能力の高さ、相手への容赦のなさ等
個人だけでもやっていける程の、十分過ぎる腕の持ち主だ
だがそんな彼女だからこそ、あの『ライア・メリアル』の右腕として相応しい存在なのかもしれない

しかし、彼女達『深淵の鐘』は、最近では全く裏の仕事をしていないと風の噂で聞いていた
なんでも、孤児院を経営しているとか・・・
事実は不明だが、恐らく腕前は落ちてはいないようだ

そんな彼女達は、最初に『レッドナイト』のアジト『黄昏の境界』へと踏み込み『鵬月美緒』を拘束
だが、『鵬月美緒』が侵入に気づき『暁翼』へと連絡
近くにいた『暁翼』は直ぐに駆けつけ『クロエ・ツヴァイネス』を一撃で気絶させ、『ライア・メリアル』と戦闘に入った
執行者同士の戦い
私は、初めて始末屋同士の抗争現場を目撃した
方や、双銃による中近距離タイプ
方や、可変式大剣と銃による中近距離タイプ
同じ距離を得意とするにもかかわらず、レベルが違うのが良く解る
『暁翼』は、攻撃を当てたくても相手の速度について行くのがやっとの状態
『ライア・メリアル』は、その培ってきた高速移動と圧倒的な破壊力で徐々に追い込む
だが、ここで一つ疑問が過った
「『ライア・メリアル』は、まだ本気ではない?」
と言うモノだ
現状、『暁翼』に勝ち目と言うモノは無いに等しいだろう
腕前もそうだが、経験知的な部分でも圧倒されている状態なのに
でも『ライア・メリアル』は何故か止めを刺さない
まるで、相手の腕を試しているかのように・・・
その後わかった事だが、彼女達『深淵の鐘』は、『レッドナイト』の両名の師にあたる存在らしい
どうやら、しばらく会っていなかった弟子達の腕前を見たかったらしいのだが
・・・正直、こんな風に腕は見られたくないとつくづく思う

そして彼女達『深淵の鐘』が、腕を試すような事をした理由
それは、仕事を手伝ってほしい・・・そう言ったものだった
内容は、「製薬会社『月桂樹製薬』の影のボス『Dr』と名乗る人物の始末」
それと、「組織名『月の祭壇』の破壊」だった
月の祭壇・・・まさかこの仕事を彼女達が持ってくるなんて
それも『暁翼』が、彼ら『月の祭壇』に対して動こうとしていた中だった為か、動揺を隠しきれなかったようだ
・・・これも、彼女たちを取り巻いている運命のイタズラなのだろうか?
そして、『暁翼』の思惑を知らなかった『鵬月美緒』も動揺していた
彼女の過去に関する秘密・・・私も気にはなっていたが、今の『鵬月美緒』の比ではないだろう
自らの相棒に、このギリギリの状態まで黙っていられたのだから
しかし、それでもこの事件を引き受けると切り出したのは『鵬月美緒』だった
彼女は、『暁翼』の行おうとしていた事を、「今はまだ話さなくても、いつか話してくれる」そう信じた上での結論だったらしい
結果、今回の依頼を受けることになった『レッドナイト』

彼らのアジトとも言える場所は既につかんでいた『深淵の鐘』
そこへ『暁翼』を含めた三人は、中へと潜入を試みる
私も、後から付いていこうとやっては見たのだが・・・
流石に、裏世界の名高い始末屋『深淵の鐘』
直ぐに私の尾行に気が付き、見張り用カメラを破壊されてしまった
故に、ここから先に何が起きたか私は知らない
・・・いや、一つだけ解った事がある
それは、破壊されたカメラを回収後、『月の祭壇』のセキュリティーに侵入し中の状況を知った時のこと

正直、目を疑った
私が見たのは、『暁翼』と同じ顔を持つ少女に彼女本人が敗北し
奈落へと消える瞬間だった


――――ピッ――――

仁は、ファイルを閉じた

仁「・・・・なるほどな、彼女達が動いた理由はこれだったか」

数ヶ月前になるが、仁が小耳に挟んだ噂の中に「始末屋『深淵の鐘』動いている。下手に刺激を当てるべからず」と言うモノがあった
それを聞いた周りの者は
「これはチャンスだぜ、一気に名を売れるぜ!」
「あ、あんな化物に関わるなんて真っ平ごめんだ!?」
「ふむ・・・これは珍しい、良い弾薬稼ぎになるやもな?」
など、さまざまな物だった
仁自身、噂の真偽はともかく彼女達に関わる事はしない
その理由としては、彼女たちの実力もそうだが、下手に邪魔をしてあの女の逆鱗に触れる事だけは避けたいと考えた結論である
仁の実力ならば、十二使徒のレベル相手に戦う事は十分に出来るであろう
いや、むしろ倒してその空席を奪うこともできるであろう
だが、ライアが本気になったらどちらもタダでは済まないというのは目に見えている
特に、1番から5番はそう言った世間で『化物』に分類される存在しかいない
・・・故の結論である

仁「しかし・・・流石にこの情報だけでは、依頼主が納得するかどうか?」
 「取り合えず、何故彼女が敗北したのか・・・」
 「『Dr』が何かしたのか?」
 「それとも・・・・」

仁は、考えを巡らせながら次のファイルへアクセスする



続く
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